屋久杉がつくる、唯一無二の味わい。
小牧蒸溜所がある鹿児島県さつま町の南、大隈海峡の先にある屋久島は、豊かな自然が残る場所として、1993年に白神山地とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されたことで広く知られています。 屋久島は、島全体が大きな山のように盛り上がったかたちをしています。平地と山頂では2000メートルほどの高低差があるため気温差が著しく、人里は平均気温20度という亜熱帯にも関わらず、山に登ると一気に亜寒帯の気候に。さらにその山々に島に周囲を流れる暖かい黒潮がぶつかることで雨雲が発生しやすく、屋久島の天気が一年のうち半分以上は雨の日が続くのもそのため。こうした特殊な風土が、屋久島の稀有な自然環境と独自の生態系を作り